本当にミーハーな奴らです

ホリエモン、あんたはエライ!去年のあの選挙が如何に中身が無く、劇場的なものであったかあなたのお陰でよく分かりました。思えば2年前の近鉄球団買収のとき突然マスコミに取り上げられ、関西人として、またプロ野球ファンの一人として、あなたの登場を心から応援したものでした。しかしその後競争相手として楽天の三木谷さんが登場し、球界のオーナー達はあなたにとって不利な発言をするようになりましたね。(その前からあなたに対して批判的なオーナー達が三木谷さんを対抗馬として貴方に対峙させたようですが)その後貴方の発言や行動を見ていると私の貴方に対する好意は少しづつ後退していきました。もっとどっしりと構えておられる方だとおもってました。しかしその後の貴方は焦りからか、三木谷さんやオーナー会議に対し愚痴を言うようになりました。もう少し自分の起業と現在の事業に自信があればもっとどっしりと構えていられたでしょう。あの時マスコミはプロ野球界が閉鎖的、保守的だと騒いでましたね。そしてホリエモンは三木谷さんに負けたわけですが、果たして得をしたのはホリエモンのようだったですね。日本人の判官びいきのおかげで、貴方はまるでヒーローのように持ち上げられ得をしましたね、その後フジテレビの買収事件がありました。貴方を弁護する方もおられました。金さえあれば何をしてもいいのかと憤慨する人もおられました。しかし結果として貴方は勝ちました。そしてあの選挙です。人気取りのためなら誰であってもいいのか?郵政民営化のためなら票さえ取れれば誰でもいいのか。タレントのような総理と、タレントのような新人議員、ひどいのになるとグリーン席にただで乗れるとか、これだけの収入があるとか、非常識なことを口にするやから、それをまた憂い奴だと持ち上げるマスコミ、何でこんなアホに血税を使って常識教育をしなきゃならんのか。今回もホリエモンのために大損こいた投資家達に対して政府が持ち上げた人にだまされたのだからといって税金で補償するのか。自民党も、自民党を選んだ、我々も反省しなければならないと思う。

日本人と日本文化―対談 (中公文庫)

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対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)

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