謎のプリンスを読み終えて。

遅ればせながらではありますが。今年の初め頃からハリポタを読んでます。賢者の石からスタートしてやっと謎のプリンスまできました。映画もずっと見てますが細かい描写になるとどうしても原作の方がよくわかる。映画には時間的な制約があり仕方の無いことではあるが。賢者の石から炎のゴブレットまで読み進んでくると主役の3人のそれぞれのもつキャラクターの違いが面白くからみあう。ハリーもロンも原作の方が少しやんちゃで面白い。またロンの双子の兄貴もハリーを影から支えて話を面白くしている。この連中に優等生のハーマイオニとホグワーツのアイドルに成長していくジニーがいい。どじなネビルの秘密とそれを知ったハリーの葛藤も面白い。ところが話が進むに従いもうハッピーエンドにはならない。不死鳥の騎士団ではせっかく助けたアズカバンの囚人(無実の罪で収監)をさえ死なせている。ハリーの名付け親でお父さんの親友でもあり、孤独なハリーの精神的なよりどころとなったシリウスを死なせた。ハリーはと言えばなぜか初めから最後までイライラしている。校長先生がハリーによそよそしく接する。理由があるのだが。ハリーはその校長にさえ疑心暗鬼になる。ハリーはこれほどまでに小さな人間だったのかと思った。確かに仲間であるはずの魔法省からも疑心暗鬼の目で見られたわけだからある程度は仕方ないか。そして謎のプリンスだ。ロンとハーマイオニーの微妙な心の動き、ついにハリーとジニーは恋愛をするのだが。ヴォルデモートとの対決にのぞんでジニーと別れることにする。悪の一味との対決は毎回エスカレートして行き、ついに校長までもが倒される。最後まで信頼していたスネィプに。ただスネィプに倒される前に校長はすでに弱っていた。だから校長を倒したスネィプは本当に敵なのか、校長のスパイとして一度裏切ったヴォルデモート一味に疑われなくするためか。まだわからない。そして先日の最終作の発表会。作者はいとも簡単に主役級の3人のうち2人が死ぬと言う。本を売るためか、はたまた種がなくなったのか。ハッピーエンド、すべて丸く収まることにはならないようだ。発売を待たなくてはならない。映画は来年の7月にならないと公開されない。私的には不死鳥に騎士団は不出来だと思うが映画はどうなるか。また1.2作の校長役の名優リチャードハリス氏があまりにもはまり役であったので今のマイケルガンボン氏は少し原作のイメージとは違う気がする。しかし、私の大好きなゲーリーオールドマンはおそらく原作と同様に映画不死鳥の騎士団でも活躍するのでしょう。来年の夏が待ちどうしい。話は外れるが私にはオダギリジョーの演技はゲーリーオールドマンに重なって見えるのです。だからオダギリもいい俳優だと思うのですが、私だけかな。

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版

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ハリー・ポッターと秘密の部屋 携帯版

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ハリー・ポッターと賢者の石(携帯版)

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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)

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